こんにちは!セントラル治療院です。
健やかな肌のためにずっと元気でいてほしい善玉菌ですが、
菌が活発に増えるには水分・温かさ・エサという条件が欠かせません。
中でも水分は重要で、うるおいたっぷりの肌は善玉菌にとって理想の棲家。
逆に肌が乾燥していると、善玉菌の活力も棲家も奪われてしまいます。
前回ご説明したとおり、善玉菌の働きそのものはいくつになっても変わりません。
ただし、それは善玉菌が元気に増殖・活動できる環境が揃った場合です。
ところが私たちの肌は年齢とともに汗や皮脂の分泌量が減少する傾向にあるため、善玉菌のエサが不足して活動が低下。
日和見菌は悪玉菌の味方をして悪玉菌の勢力が一気に拡大してしまいます。
菌のバランスが崩れて悪玉菌が優勢になった時、肌トラブルは起こります。
まず肌バリアの低下を発端に、ドミノ倒しのように次々と負の連鎖へ。
洗い過ぎや熱すぎるお湯は肌を乾燥させて善玉菌を減らしてしまい、皮脂膜が作られにくい状態に。
乾燥が進みアルカリ性に傾いた肌は、ますます悪玉菌が勢力を拡大させます。
また、善玉菌が生息する角層は肌の1番外側にあり、手やタオルでこするなどのちょっとした刺激でも傷が付きやすく、悪玉菌の増殖を招いて肌トラブルやかゆみの原因となります。
スキンケアを頑張っているのに肌状態の悪循環から抜け出せない人は、
普段やっているスキンケアの中に、菌バランスを崩す要因が潜んでいるかもしれません。