肌老化の最大の敵！「酸化」と「糖化」part3

【老化と糖化の関係】

三大栄養素として知られる糖質（炭水化物）は白米やパン、野菜、果物など様々な食べ物に含まれています。
本来、糖質は私たちの健康と美しさの源になる細胞活動になくてはならない、とても重要なエネルギー源の１つです。ところが、摂りすぎると身体に悪影響を及ぼすばかりです。
さて、体や肌を構成する細胞の主成分をご存知でしょうか？答えは「タンパク質」です。このタンパク質は細胞を作るだけではなく、細胞が正常に働けるようにサポートする大事な役割を担っています。ところが、普段の食事などから糖質を過剰に摂取し、利用されずに体内で余ってしまうと、細胞を作るタンパク質と非酵素的に結びつき、タンパク質をAGEsという物質に変性させてしまいます。まさにこれが糖化です。

糖化によって一度AGEsに変性したタンパク質は、本来の役割を果たせなくなるので、細胞の正常な働きにも影響し、老化の加速に繋がります。

肌においては、美しくなろうとする力が低下し、酸化と同じように様々な肌トラブルを招く要因となります。