肌の仕組みを理解するpart2

【弱酸性の皮脂膜で覆い、悪玉菌の増殖を防ぐ肌表面 】

「肌表面」は天然のクリームとも言われる皮脂膜で覆われ、常に弱酸性に保たれています。これによりアルカリ性の環境下を好む悪玉菌(黄色ブドウ球菌、マラセチア菌など)の増殖を抑え、炎症によるさまざまな肌トラブルを未然に防いでいます。
さらに、保湿作用によって肌はなめらかでツヤのある、見た目にも美しい肌に整います。このように皮脂膜は、肌の美しさに欠かせない存在なのです。
そしてこの皮脂膜形成を担っているのが、皮膚マイクロバイオータの中の善玉菌(表皮ブドウ球菌)です。

善玉菌は、皮脂膜から分泌される「皮脂」や感染から分泌される「汗」を餌にして、皮脂膜の材料となる脂肪酸とグリセリンを作り出します。この2つの物質が、さらに皮脂と汗に混ざり合って乳化したものが皮脂膜になります。

また、皮脂膜形成には、毛穴に生息する日和見菌(アクネ桿菌)も貢献しています。

日和見菌は善玉菌と悪玉菌のバランスによってどちらにも姿を変えることのできる皮膚マイクロバイオータです。善玉菌優勢な菌バランスであれば、日和見菌は善玉菌と同じように皮脂膜の材料を作り出します。

つまり、肌表面が善玉菌優勢な菌バランスに整い、その働きが活発になることで皮脂膜形成がスムーズに行われ、肌はより強く、美しく保たれるのです。

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