冬が近づくと、日照時間が短くなり、気持ちが沈んだり疲れやすくなったりする方が増えます。これを冬季鬱(季節性情動障害)と呼びます。特に日本の冬は寒く、日差しも弱くなるため、心と体に負担がかかりやすい季節。今回は、鍼灸とお日様の力を活用して、心のケアを行う方法を紹介します!
【冬季鬱の原因と東洋医学的アプローチ】
冬季鬱の主な原因は、日光不足によるセロトニンの低下や、寒さによる「気」の巡りの滞りです。東洋医学では、気の滞りが心のバランスを崩すと考えられています。特に「肝(かん)」と「心(しん)」のエネルギーが不足すると、感情のバランスが崩れやすくなり、不安や憂鬱な気持ちが生じやすくなります。
【鍼灸で気の巡りを改善】
鍼灸は、体のエネルギーのバランスを整え、心と体の調和を取り戻すのに効果的です。特に、心の疲れに効果がある「神門(しんもん)」や「内関(ないかん)」などのツボを刺激することで、気の滞りを解消し、心をリフレッシュさせることができます。また、体全体のエネルギーを巡らせることで、疲れにくい体を作り、冬の心の負担を軽減します。
【お日様の力を借りてセロトニンを増やす】
日光を浴びることは、セロトニン(幸せホルモン)の生成を促し、気分を高める効果があります。冬でも晴れた日には積極的に外に出て、30分ほどお日様を浴びる時間を作りましょう。日光を浴びることによって、体内のリズムも整い、睡眠の質も向上します。
冬の心のケアには、鍼灸と日光の力が鍵!体と心のバランスを整えて、元気に冬を乗り越えましょう!
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